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『自分を変える1つの習慣』書評|先延ばしで自分を責めてしまうあなたへ贈る、心の処方箋


「あぁ、今日もやるべきことを先延ばしにして、スマホをダラダラ見て一日が終わってしまった……」

ベッドの中でそんな自己嫌悪に陥り、天井を見上げてため息をついていませんか?

「もっと強い意志があれば変われるのに」と、自分の弱さを責めているあなたに、どうしても読んでほしい一冊があります。

それが、ロリー・バーデン著『自分を変える1つの習慣』です。

本書が教えてくれるのは、精神論や根性の鍛え方ではありません。

私たちが日々直面する「めんどくさい」という感情とどう折り合いをつけ、どうやって自分自身をコントロールしていくかという、極めて具体的で愛に満ちた「セルフ・ディシプリン(自己統制)」の技術です。

いつも途中で諦めてしまう不器用なあなたへ向けて、この本が示す「たった1つの真実」を丁寧にお届けします。

あなたが変わるために必要なのは、強固な意志ではなく「自己統制」という階段を上る決意だ

毎日「明日から頑張ろう」と決意するのに、翌日には元の自分に逆戻りしてしまう。

結論から言うと、あなたが自分を変えるために身につけるべきたった1つの習慣、それは「階段のマインドセット(自己統制)」を生活に組み込むことです。

なぜなら、多くの人が変われない本当の理由は、やり方やノウハウを知らないからではなく、目の前にある「エスカレーター(楽な道)」を無意識に選んでしまう心の弱さにあるからです。

人生のあらゆる瞬間において、私たちの目の前には常に「Y字路」が横たわっています。

  • ① 今は楽だけど、後でツケを払う道(エスカレーター)
  • ② 今は大変だけど、後で楽になる道(階段)

仕事から帰って、勉強を後回しにしてソファーになだれ込む時。

私たちはまさに、今は楽だけど後でツケを払う「エスカレーター」に乗っています。

しかし、その甘い誘惑の後に待っているのは、夜の自己嫌悪という重いツケです。

だからこそ、日々の小さな選択の中で「ちょっとキツいけれど、未来の自分を助ける正しい行動(階段)」を意識的に選ぶ習慣こそが、あなたの人生を根本から変える唯一の鍵になります。

嵐から逃げ続けるよりも、今すぐ嵐に向かって走り出した方が生きるのが楽になる

面倒な仕事や先延ばしにしている課題から逃げるのをやめて、今すぐ「立ち向かうこと」。

これが、結果的にあなたを最も早く楽にさせる最善の手段です。

なぜなら、困難から逃げ回ることは一時的な安心を生むだけで、実際には「問題(嵐)が追いかけてくるストレスまみれの時間」をダラダラと並走させ、長引かせるだけだからです。

本書の中で紹介されている「バッファローの法則」は、先延ばし癖に悩むあなたの視界をクリアにしてくれます。

野生の牛の群れは、嵐を察知するとそこから逃げようと走ります。

しかし、嵐の移動速度に追いつかれ、結局は嵐と並走する形で冷たい雨風を長く浴び続けることになります。

一方で、バッファローの群れは違います。

彼らは嵐が来ると、あえて嵐に向かって直進します。

嵐に向かって走るため、彼らが嵐の冷たい雨風の中にいる時間は、逃げ回る牛たちに比べて圧倒的に短く、一瞬で青空の下へと抜け出せるのです。

先延ばしにしている物事から逃げ続けることは、まさに嵐から逃げる牛と同じです。

長期的な視点を持ち、今ここで嵐に向かって小さな一歩を踏み出す(階段を上る)ことこそが、苦しみを最小限に抑え、未来の自分を最も優しく労わる賢い選択なのです。

私たちはすでに「どうすべきか」を知っている、だからこそ今すぐ最初の一歩を踏み出そう

あれこれと新しい知識をインプットして迷うのはもう終わりにし、今日から「小さな犠牲」を払って、今すぐ行動に移しましょう。

なぜなら、あなたがどれだけ本を読んでも人生が変わらなかったのは、知識が足りないからではなく、すでに「何をすべきか」を頭では知っているのに、ただ動いていないだけだからです。

本書では、明日からすぐ実行できそうな「7つの知恵(犠牲・決意・集中・言葉・計画・信念・行動)」が詳しく解説されています。

例えば、自分の夢を叶えるために「身銭を切ることで退路を断ち、本気になる」という決意。

あるいは、時間をかけて「正しい目標」をじっくりと明確にすること。

ペンを持ち換えて視野を広げ、自分の求めている「門」がどこにあるのかをはっきりと理解すれば、意志の力は自然と正しい方向へ働き始めます。

最初は誰もが、毎日行動し続けることに不安を覚えるかもしれません。

しかし、不安とは「よりよく生きたい」というあなたの真面目な欲求の裏返しです。

「自分を守ろうとしてくれている感情なのだ」と受け入れることで、無理な執着を手放し、はしゃぎ系の楽しいことや、癒し系の休息(生産性ゼロの1日を過ごすこと!)を自分に許せるようになります。

自分の夢をかなえられるのは、他の誰でもない、あなただけです。

悩むのをやめ、自分の「取扱説明書」を作り、今日から目の前にある小さな「階段」に足をかけてみてください。


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